オンライン学習プラットフォーム Udemy をご存知でしょうか?
YouTubeの広告で何度も出てきてプログラミングだけじゃなくPhotoshopやUnityなど色々な講座があるのかと気にはなっていたのですが、今回実際に受講してみたので、その感想と他にも気になっている人いると思うので受講方法などを紹介したいと思います。
最初に結論を書くと、
「受講してよかった」
です。
もともとYouTubeの広告で気になってた講座だったので、目的に合致した内容なのだろうとは思っていたのですが、期待以上に充実した内容でした。
講座の数は多種多様、膨大にあるので、その中から自分の求める講座を探すのは大変ですが、その辺りも失敗が起こりにくい仕組みになっていたので合わせて紹介できたらと思います。
受講方法の性格上、血眼になりながら学習する感じではなく自分のペースに合わせて受講できたのが良かったす。
この辺りもUdemyの特徴で時間や場所などを気にする必要も無く、暇な時間が出来たらYouTubeを見るように講座の動画を視聴するなんてこともできます。
受講のハードルが凄く低いオンライン学習サービスなので、何か学びたいけど何かしらの理由で躊躇している人への一押しになればと思います。
Udemyとは

Udemyはアメリカサンフランシスコに本社がある世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、自分の得意分野を生かして教えたい人とその分野を教わりたい人とをつなげるサービスです。
講座は全て収録された動画を視聴するスタイルで、講師と受講者がネットを介して受講するものではありません。
収録された動画を視聴して受講するということは、時間や、場所、受講機器(PCはもちろんモバイル端末でも受講可能)にとらわれること無く、好きなだけ繰り返し学習出来るということ。入浴後に晩酌しながら視聴するの事もできちゃう。
もしかしたらプログラミングの学習プラットフォームだと思っている人も多いかも知れませんが、講座は多種多様なカテゴリーが用意されています。
IT・ソフトウェア、データサイエンス、エクセル、マネージメント、マーケティング、写真、デザイン、工芸、美容、クッキング、DIY、テーブルゲーム…
などなど、講座のカテゴリーは仕事・趣味 別け隔てなく多岐にわたります。何かしら興味惹かれる講座がみつかるでしょう。
Udemyの受講価格
1講座あたり数千~数万円
数千円から講座を購入できるのはコスパ的にもありがたい。
時々セールもしているので、ちょっと高めの人気講座もタイミングによってはお得に購入可能
講座は一度購入すれば視聴期限なく受講可能
購入済みの講座は視聴期限なく受講する事ができます。回数も制限は無いので繰り返し自分のペースで学習する事ができます。
30日返金保証
自分が求めている講座だと思って購入してみたけれど、期待した内容ではなかった場合、30日以内であれば返金してくれます。なんて太っ腹
Udemyの始め方
Udemyを受講し始めるのは非常に簡単です。Amazon.com で買い物するのと何ら変わりません。
受講のための手続きとか、コーチングスッタフとの面談とか何もありません。
受講したい講座を買い物かごに入れて、「OK」ボタンの押すだけです。 ホントにそれだけ。
では、Udemy の始め方を順番に紹介します。
ちなみに新規登録は無料です。
料金が発生するのはAmazonで買い物する様に講座を購入する時です。
ではまず以下のリンクからUdemyのサイトに移動します。
Udemyのトップページに移動したら、右上の[新規登録]をクリックします。

名前 と メールアドレス パスワードど入力して[新規登録]をクリック
※パスワードはGoogleによって自動生成されるので記憶する必要はありません。
![[新規登録]](https://i0.wp.com/liquidjumper.com/Home/wp-content/uploads/2020/05/udemy_python3_junsakai_09.png?resize=300%2C426&ssl=1)
ログインできたら、受講したい講座を探します。
「python」で検索した結果3618件ヒットしました。

まさにAmazonで買い物する様に受講したいコースを買い物かごに入れて「レジに進む」をクリック

支払い方法を選択して、必要事項を入力。 「支払いを完了する」で受講の手続きは完了です。

手続き完了後「コースを開始する」をクリックすると講座のページに移動します。

4問ほど質問が出されるので答えます

全問答え終わるといよいよ受講の開始です。「コースへ移動」をクリック

あとは、時間、場所を選ばず好きなだけ繰り返し講座を視聴することが出来ます。

ホントにAmazonで買い物するのと変わらないでしょ。
Udemyの講師
Udemyにログイン出来たら、受講したいコースを選びます。
ここで問題なのがどうやって受講するコースを選んだら良いのか。
Udemyの講師は全世界で
講師数:約42000人
講座数:約10万
これだけ講師陣がいるので当然の様にいわゆるスター講師もいるようで、Udemyでも「顔」として扱われているようです。日本の塾講師と同じですね、「今でしょ!」とか
スター講師は当然ですが、それ以外の人気講師、高評価講義はHPでわかりやすく表示されるので講座選びの失敗を減らす為には「ベストセラー」「最高評価」の表示が付いたコースを選ぶのが良いでしょう。

この「ベストセラー」「最高評価」は受講人数やもしかしたUdemyの内部的な評価も加味しているかも知れませんが、受講者が判断する★の数によって評価されるので、ある程度信頼しても良いのかなとは思います。
Udemyを受講した感想
今回Udemyで受講したコースは「酒井潤」講師の
⇒「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython3入門+応用+アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」
Python3の入門から応用まで網羅したお得なコースだと判断し選びました。
これもUdemyのベストセラー講座です。
この講座を選んだ理由
正直に言えば「酒井潤」講師のコースを受講した理由は、元々YouTubeの広告に表示されていて気になってたから。
筆者が今まで接してきた尊敬するプログラマーの方々が書くコードは本当に 綺麗 で 美しい と思えるものでした。
整理整頓され・記述も完結で・直感的に分かりやすい
おそらく、プログラミングが全然分からい人が見ても、文字の並びから美しいと感じられるんじゃないかと想像できるほどでした。
もしかしたらプログラマーなら皆綺麗なコードを書くのかなと思った時期もありましたが、実際はそんな事はなく、変数が何を意味しているのか分からない書き方をしているプログラマーは普通にいるし、いわゆる「スパゲティー」状態のコードを書く人さえいました。
YouTubeの広告の中で「酒井潤」講師の講座の内容が少しだけ紹介され、シリコンバレー流の誰が見ても読みやすいコードの書き方を学べるのでは?と思ったのが受講のきっかけです。
Udemyの実際の講座内容
「酒井潤」講師の自己紹介から始まり、講座の内容の説明等の後Python3の講座がはじまりました。
前半は、Pythonの環境設定から「変数宣言」や「print」などPythonの基本から始まるのですが、その基本段階から知らなかった機能やPython3.6から追加された機能、ほとんど使われることは無いけど備わっている機能など、発見がありこの段階で受講した価値ありと思いました。
講座のセクションを大まかに紹介すると
- 自己紹介 講座の説明
- Python環境の設定
- Pythonの基本
- データ構造
- 制御フローとコード構造
- モジュールとパッケージ
- オブジェクトとクラス
- ファイル操作とシステム
- 簡単なアプリケーションの演習
- コードスタイル
- コンフィグのロギング
- データベース
- WEBとネットワーク
- テスト
- 並列化
- 暗号化
- インフラ構築自動化
- ライブラリやツール・豆知識
- グラフィック
- データ解析
- キューイングシステム
- 非同期処理
- 最後に
筆者のPythonの使い所的には必要ない項目もあるのですが(必要のない項目は無視して良いのもUdemyの受講スタイルの利点)
入門編から応用編までPythonに必要な情報が広く網羅された内容になっています。
筆者が普段使っているPythonはMAYAを対象にしているPython2なので、Python3のテクニックを使えない内容もあるのですが、それでも今まで曖昧にして使っていた方法や呼び方など、改めて学ぶことが出来て良かったです。
コードを書きながら説明してくれるのですが、スピードが早くよくわからない時もあるのですが、その様なときの為にUdemyの動画は、再生スピードを変えることが出来るのでその機能を使って視聴しました。再生回数も制限は無いので理解できるまで視聴できます。
あと筆者が最も期待していた「コードスタイル」については、自分がどれだけ適当にコードを書いてたかを思い知らされた感じでした。
Pythonの書き方の所作を紹介する内容なのですが、全然知らなかったルール(所作)を知ることができました。
Pythonは自由度が高く、色々な書き方をしても実行出来てしまうので、それに甘えて自分が書きやすい様に書いていたのですが、それが原因で綺麗なコードではなくなっていました。それ自体は自覚していたのですが、色々な場面で曖昧にしていた書き方にも所作がある事を知り非常に充実した内容でした。
講座の動画はテンポが良いので飽きること無く視聴する事ができます。講座全体の構成がよく考えられていて各項目の内容は基本的にその前までの項目を踏まえた内容になっていて、「それ今まで出てきたっけ?」のような事が極力無いように構成されいた様に思います。
※一応注意として、この講座はPythonの基本から始まりますが、プログラミングの知識が無い状態で受講すると理解できないと思います。Pythonやそれ以外のプログラミングをある程度経験した、初心者+中級者 向けの講座と理解した上で受講するのが良いでしょう。
Udemyの学習機能
購入した講座のページで動画を視聴するのがUdemyの基本的な受講スタイルです。
講座動画を視聴する際の機能
講座は一つの動画に纏まってるのではなく、セクションや項目によって細かく分けられています。
今回筆者が購入した講座
⇒「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython3入門+応用+アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」
の場合は、セクション毎に長くても20分ほどの動画が沢山並んでいました。集中して学習したい項目の動画だけを繰り返し視聴することも簡単です。

講座動画の再生スピードを変更
講師の話し方や講座自体のスピードが早くて落ち着いて受講出来ない場合は、動画の再生スピードを変更する事ができます。
動画の再生スピードは、0.5x 0.75x 1x 1.25x 1.5x 1.75x 2x から選ぶことが出来ます。

講座動画の指定した箇所にブックマーク
動画の中の指定した箇所にブックマークを追加することが出来ます。

その他の学習機能として講師に直接掲示板から質問ができたり、専用アプリを使ってモバイル端末からオフライン視聴をする事も可能です。
まとめ
筆者が選択した講師はUdemyの中でも人気のある講座なので、そもそも失敗のリスクが低かったと言えるのかも知れません。
実際に受講するときは★星の数や受講者の評判をチェックして選ぶ事が大事だと思います。選んでから「この人じゃなかった!!」となっても後の祭りですから。
※30日返金保証があるので後の祭りは正直言い過ぎですけどね。
ただ、基本的に全然駄目レベルの人は講師にはなれないはず、今回筆者が受講した講座の番外編的動画で「酒井潤」講師をサポートしているUdemyのスタッフが居ることが分かったので、おそらく他の講座も一定のレベルは保たれているのでしょう。
あとは、受講者と講師の相性しだい。でも合わなかったら返金出来るし難しく考えることないかな。
結論:
だから何かしら学びたいけど時間や場所などの理由で躊躇している人にUdemyはオススメです。
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