liquidjumper Programming OpenAIがテキストから3Dモデルを生成するAI「Point-E」をオープンソースに

OpenAIがテキストから3Dモデルを生成するAI「Point-E」をオープンソースに

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テキストから画像を生成するAI「DALL-E2」や、チャットボットAI「ChatGPT」など、人工知能の研究グループ OpenAI が、テキストから3Dモデルを生成するAI「Point-E」をオープンソースにし、GitHubで公開、誰でもダウンロード可能にしました。

「Point-E」は、テキストを読み取り、3Dモデルデータを生成するAIで、数秒から数分でサンプルのモデルを生成できるのが特徴。

モデルを高速に生成する為に「Point-E」がとった手法は、まずテキストから画像を生成、次に生成された画像を用いて3D点群データを生成します。

本手法で生成された3Dデータは、品質という点ではまだ最先端には及ばないものの、最先端の他の手法に比べて、1~2桁速く、利用するケースによっては、実用的なトレードオフを提供できるとのこと。

point_e サンプル
画像:「Point-E」_GitHub



「Hugging Face」で「Point-E」を体験


AIコミュニティ「Hugging Face」では、「Point-E」のデモを体験すことができます。


「Hugging Face」: https://huggingface.co/spaces/openai/point-e

デモが試せるサイト


アカウントを作成・登録する必要もなく、誰でもデモ体験できるみたいなので、早速試してみたいと思います。

まずは、固有名詞を入れたテキストから試してみましょう。

「a Yellow teddy bear(黄色いテディベア)」

「a Yellow teddy bear(黄色いテディベア)」


んっ!? ナニコレ? 怖いんだけど。 これがテディベア? クマは? ぬいぐるみは何処に。なんか突起出てるし。

まあまあまあ、落ち着いて。最初ですから。

気を取り直して、今度は植物を生成してみたいと思います。

「a Purple roses(紫色のバラ)」

a Purple roses(紫色のバラ)


確かに植物っぽい。花の感じは出てるけど…  バラの要素もう少し欲しいかな。

今度は人工物で挑戦

「a Red chair(赤い椅子)」

a Red chair(赤い椅子)


普通に椅子。あまりにも椅子。椅子でしか無い。椅子の形以外の何物でもない。

最後は昆虫で締めてもらいましょう。

「a stag beetle(クワガタ)」

a stag beetle(クワガタ)


最早カッコいいの域に到達した感じもする。


ということで、OpenAIが開発するテキストから3Dモデルを生成するAI「Point-E」がオープンソースになった話題でした。

デモを体験した感想としては、「今後の進展に期待しましょう」


因みに、この記事の最初に目に入るアイキャッチ画像は「a Pink Rabbit(ピンク色のうさぎ)」です。


記事作成で参考にしたHP[Cornell University / arxiv]: https://arxiv.org/abs/2212.08751



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