Photoshop2021のシェイプツールに新機能が追加されました。
同じ様な機能自体は今までのバージョンにも搭載されてますが、今回Photoshop2021で追加された機能は、シェイプの変化を動的に確認しながら操作する事ができます。
Photoshop2021で追加されたシェイプツールの新機能を早速試してみたいと思います。
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シェイプツールの設定
Photoshopのシェイプツールは、パスで形状が形作られているため、形状の編集も容易でとても便利な機能です。
シェイプツールを選択した状態でツールオプションバーの歯車アイコンをクリックします。シェイプコントロールで描画生成するシェイプの形状を設定できます。
基本的に描画生成する前に、角数などの形状を設定する必要があります。つまり、描画生成した後からベースの形状を編集するのは、手順として適してません。この点がPhotoshop2021のシェイプツールで改善されました。
三角形ツールの追加
シェイプツールに三角形ツールが追加されました。
三角形のシェイプを描画生成する場合に、多角形ツールを使う必要がなく便利になります。
シェイプツールの三角形ツールだけで、三角形のシェイプが描画できます。
シェイプのコントロールを使用して角を変形
四角形ツールで四角形シェイプを生成しました。
四角形シェイプの四隅に丸いコントロールが表示されています。このコントロールを内側にドラッグすると全ての角が丸くなります。
Alt キー（Windows）または Option キー（macOS）を押しながら、もしくは、属性パネルでリンクを外すと独立して一つのコントロールを移動できます。
コントロールを移動した箇所だけ変形しました。
多角形シェイプの角数と星の比率を変更
多角形ツールで描画生成した、多角形シェイプの形状を動的に変形することができます。
シェイプツールの多角形ツールで8角形のシェイプを描画生成しました。
属性パネルのアピアランスで角数、R(角丸)の半径、星の比率の値を変更すると、即座に形状が変化します。
8角形のシェイプが、角が丸い星型に変形しました。
アピアランスで角数や星の比率の値、点線の追加などの設定を変更しました。
赤い点が付いたトゲトゲの形状になりました。
シェイプを回転ハンドルで回転する
シェイプツールを選択した状態で、角にマウスを合わせると回転ハンドルが表示されます。
回転ハンドルを操作してシェイプを回転できます。
属性パネルでリセット
属性パネルで変更をリセットできます。
まとめ
Photoshop2021 に追加されたシェイプツールのプロパティ機能を紹介しました。
シェイプをリアルタイムに確認しながら編集できるので効率的に作成する事ができるようになりました。
シェイプツールでシェイプを描画生成してから、形状を確認しながら動的に変形・編集する事が可能なので、無駄な手戻りを減らせます。
今までよりシェイプツールの活用が増えそうです。
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