「Googleスプレッドシートに入力されたE-mailアドレスの一覧は全て有効な値なのだろうか?」
Googleスプレッドシートに入力されたE-mailアドレスですが、違和感を感じるでしょうか?
違いが分かるように並べて入力しているので、表記がおかしいい事に気づきやすいかと思いますが、E-mailアドレスとして正しい値と正しくない値があります。
・早速答え合わせをしましょう。
1番上の lj_test@liquidjumper.comはE-mailアドレスとして正しい値です。
2番目の lj_test@liquidjumper.comはE-mailアドレスとして正しくない値です。
3番目のk.test@liquidjumper.comはE-mailアドレスとして正しい値です。
4番目のk.test@liquidjumper.comはE-mailアドレスとして正しくない値です。
2番目の lj_test@liquidjumper.com は本来半角英数であるはずのアンダーバー「_」が全角の「_」で書かれています。
4番目の k.test@liquidjumper.com は1文字目の「k」が大文字の「k」で書かれています。
並べて比較できれば間違いに気づく事も難しくありませんが、もし 数十個 数百個 のアドレスを並べた場合に、間違いに気づくことが出来るでしょうか?
同窓会や会社の集まりの連絡先、もしくは、顧客の情報など数が多くなればなるほど間違に気付きにくくなってしまいます。
大事な情報を適切に管理する為にも入力された値に間違いが無いか確認する必要があります。
そこでこの記事では、Googleスプレッドシートに入力されたE-mailアドレスが有効な値なのかを検証する方法を紹介します。
ISEMAIL() E-mailアドレスの値が有効なのか調べる
Googleスプレッドシートは、入力されたE-mailアドレスが有効な値のか検証する関数が使えます。
ISEMAIL(E-mailアドレスの値)
検証したいE-mailアドレスを()内に記述するだけで簡単に確認できます。
=ISEMAIL( "lj_test@liquidjumper.com")
E-mailアドレスの値が正しければ「TRUE」と表示されます。
E-mailアドレスの値が正しく無ければ「FALSE」と表示されます。
ISURL() URLの値が有効なのか調べる
入力された値が有効なのか検証できるのはE-mailアドレスだけではありません。
URLアドレスの値も有効なのか調べる事が出来ます。
Googleスプレッドシートに入力されたURLの値が有効なのかを検証する関数は
ISURL(URL)
ISEMAIL()の時と同じく検証したいURLを()内に記述するだけで正しい値なのかを簡単に確認できます。
=ISURL( "https://liquidjumper.com/photoshop/photoshop_selecting_a_subject")
URLアドレスの値が正しければ「TRUE」と表示されます。
URLの値が正しく無ければ「FALSE」と表示されます。
「/」の使い方が正しくありません。
まとめ:値は有効なのか事前に調べてミスを無くす
Googleスプレッドシートに入力されたE-mailアドレスとURLの値が有効なのか調べる方法を紹介しました。
E-mailアドレスの値を検証する関数は
ISEMAIL(E-mailアドレスの値)
URLの値を検証する関数は
ISURL(URL)
E-mailアドレス、URL どちらも大事な情報です。
「せっかくGoogleスプレッドシートのデータを使ってE-mailを発送するスクリプトを作ったのに、E-mailアドレスの値が間違っていて発送できなかった。」
関数ISEMAIL()・ISURL()を使ってスプレッドシートに入力された値は有効なのか、事前に調べておけばこの様な事も無くせそう。
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