liquidjumper MAYA MAYAの標準機能でテキストの3Dモデルを生成する方法

MAYAの標準機能でテキストの3Dモデルを生成する方法

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テキストの形をした3Dモデルが欲しいこと有りませんか?

MAYAは adobe Illustrator形式のファイルをカーブとして読み込めるので、動物や植物などベクターで描ける形なら簡単に3Dモデル化できます。

当然、ベクターで縁取られたテキストも読み込めるので、3Dモデルにするのは簡単。

ただ、特殊な形状では無く、単にテキストを3Dモデルにしたいだけなら、llustrator形式のファイルを読み込む必要はありません。

MAYAには、標準でテキストの3Dモデルを生成する機能があります。

本記事では、MAYAの標準機能でテキストモデルを生成する方法を紹介します。


MAYAで任意のテキストモデルを生成する

早速、テキストの3Dモデルを生成してみましょう。

MAYAのメニューから

Create(作成) > Type(タイプ) をクリックします。

Create(作成) > Type(タイプ)


すると、テキスト[3D Type]の3Dモデルが瞬時に生成され表示されました。

3Dモデルが一瞬で生成


アトリビュートエディターのテキスト編集欄で、文字列を変更すると、3Dモデルもリアルタイムで変更されます。

文字列を変更


フォントが対応していれば、日本語のテキストも問題なく3Dモデル化されます。

日本語のテキストも問題なく3Dモデル化



生成したテキストのフォントを変更する

生成されるテキストは、様々な書体に変更できます。

アトリビュートエディタのテキスト編集欄の上にある

[フォント] [フォントスタイル] [書記体系]

の項目から、其々選ぶ事ができます。

[フォント] [フォントスタイル] [書記体系]


フォントの項目で[Ink Free]を選択すると、モデルも瞬時に手書きの様なフォントに変更されました。

瞬時に手書きの様なフォントに変更


かなり複雑なフォントも選べます。

かなり複雑なフォント


細かい縁取りが模されていますが、問題なく一瞬で生成されます。

細かい縁取りが模されています

テキストモデルの縁取り形状を変更する

生成されるテキストは書体を簡単に変更できる事を紹介しました。

ただ、もっと自由に形状を編集したい、オリジナリティーを持たせたい。

そんな、要望も叶えられます。


アトリビュートエディタの[Geometry(ジオメトリ)]タブを選択

大きさは勿論、テキストの形状を詳細に変更できる項目が表示されます。

今回は、テキストの縁取りを変更してみたいと思います。

Bevels(ベベル)項目にある、[Enable Bevel(ベベルを有効化)]のチェックボックスを有効にします。

次に、Bevel Profile (ベベル プロファイル)項目で、ベベルの形状を選ぶ、若しくは編集します。

テキストの縁取り形状を変更する


すると、テキストモデルの縁が、Bevel Profile (ベベル プロファイル)項目で選択・編集した複雑な形状に変更されました。

非常に簡単。

Bevel Profile (ベベル プロファイル)

まとめ

MAYAの標準機能でテキストモデルを生成する方法を紹介しました。

Illustrator形式のファイルを読み込めるMAYAなら、テキストの3Dモデルなんて簡単に作れます。

でも、簡単なテキストの形状で良いなら、いちいちIllustratorのファイルを用意するのは時間の無駄かも。

扱うテキストが特別な形状である必要が無いなら、今回紹介したMAYAの標準機能で十分じゃないでしょうか。

■テキストモデルを生成

MAYAのメニューから

Create(作成) > Type(タイプ) をクリック。








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