[MAYA2020新機能] 凹形状やn角形なフェースのメッシュを修正する方法

maya_remesh_retopologize_topimage

MAYAに限らずモデリングしているとフェースが5角形以上になったり、凸型ではなく凹型になったりします。

不規則なフェース

作成途中の段階でこのような形状になることは別に問題ではありませんし不規則フェースのメッシュになったからと言って3Dモデリングツールが突然クラッシュする事は基本的にありません。

ただこのままでは、凹凸の判断ができないので、意図したレンダリング結果にはなりませんし、3Dモデリングツールが突然クラッシュする事は無いとは書きましたが、データとしても不安定な状態なので不具合の原因になる可能性もあります。

特に上の画像のような凹状態のフェースは気がついたら真っ先に修正したい箇所です。

MAYAではこの様な不規則フェースのメッシュを自動修正できる機

Triangulate / 三角化 
Cleanup / クリーンアップ

が備わっていますが、MAYA2020から新機能として

Remesh / 再メッシュ
Retopologize / リトポロジ化

が追加されました。

この記事では不規則フェースの修正方法をMAYA2020で追加された上記の機能とあわせて紹介します。

凹形状やn角形なフェースを手動で修正する

修正箇所が数えられるほどしか無いのであれば、手動で修正するのが手っ取り早いし確実でしょう。

自動で修正する機能は備わっていますが、どのように修正されるかはお任せになってしまいます。もしかしたら意図しない状態で修正されてしまうかも知れません。なので確実な修正の為には手動が基本になるでしょ。

自動修正の結果は実行してみないと分かりません、、不規則フェースが少ないのであれば手動での修正が基本。

自動修正の結果は実行してみないと分かりません

Triangulate / 三角化で修正する

不規則フェースの箇所が沢山ある場合や箇所自体はそれほど多くはないけど、複雑な形状の場合にとりあえず修正する場合は

Triangulate / 三角化
 
を使うのも良いと思います。

Mesh > Triangulate / メッシュ > 三角化

Mesh > Triangulate


一発で三角形フェースにしてくれるので便利です。

一発で三角形フェースにしてくれるので便利

Cleanup / クリーンアップで修正する

MAYAで不規則フェースを修正する場合は主に

Cleanup / クリーンアップ

が使われるでしょう。

Mesh > Cleanup □

Cleanup


Cleanup Options を開くと不規則フェースの中から

  • 5辺以上のフェース
  • 凹型フェース
  • 穴のあるフェース


などフェースの型に問題のある物はもちろん

  • Lamina faces / ラミナ フェース(すべてのエッジを共有するフェース)


などジオメトリ/形状に問題があるものまで修正してくれるので、MAYAでモデリングするには必須の機能と言えます。

※個人的にはメッシュを選んでクリーンナップで一度で修正を実行する使い方はしません。
Select Matching Polygons / 一致するポリゴンの選択
で一度メッシュ全体の不具合フェースの箇所を確認し、手動で修正するべき箇所、自動で修正するべき箇所を見定めた上で実行してます。

Cleanup Options

MAYA2020新機能:リトポロジ化 メッシュを四角形に修正

MAYA2020で追加さた機能

Retopologize / リトポロジ化

メッシュを4角形に分割しトポロジーを再定義します。

Mesh > Retopologize / メッシュ/リトポロジ化

Retopologize


対象のメッシュオブジェクトを選択して実行

メッシュオブジェクトを均一な4角形フェースに分割しました。

4角形フェースに分割

Retopologizeのオプション

Preserve Hard Edges / ハード エッジの維持 :OFFにして実行すると、オリジナルメッシュのエッジを維持しないでソフトエッジとして処理されます。

Target Face Count / ターゲット フェース数:実行後のフェースの数を指定。正確化フェースの数では無く、あくまでも目標数。

Retopologizeのオプション

Target Face Count の数値を変えて実行

Target Face Count の数値を変えて実行してみました。
実行後のフェースの数の違いが確認できます。

フェースの数の違い確認
左)Target Face Count : 50  右)Target Face Count : 500 

Preserve Hard Edges / ハード エッジの維持 をOFFにして実行

Preserve Hard Edges / ハード エッジの維持 をOFFにして実行しました。
オリジナルのメッシュに在るハードエッジが全てソフトエッジとして処理されてしまいました。

ソフトエッジとして処理



注意:実行後はオブジェクトのヒストリーを削除することが推奨されています。

MAYA2020新機能:トポロジ化 メッシュを三角形に修正

MAYA2020で追加さた機能

Remesh / 再メッシュ

メッシュまたは選択した3角形以外のフェースを3角形に分割しトポロジーを再定義します。

Mesh > Remesh / メッシュ>再メッシュ

Remesh


メッシュオブジェクトを選択する 又は フェースを選択して実行します。

メッシュオブジェクトを均一な三角形フェースに分割します。

均一な三角形フェースに分割


不規則フェースの修正以外に、選択したフェースを分割して部分的に詳細化する使い方ができます。

フェースを分割して部分的に詳細化

まとめ

MAYAで不規則フェースを修正する方法を紹介しました。

これまでも使われてきた

Triangulate / 三角化 
Cleanup / クリーンアップ

そしてMAYA2020から追加された

Remesh / 再メッシュ
Retopologize / リトポロジ化

そしてもちろん手動の修正

MAYAにはモデリング中にどうしても出来てしまう不規則なフェースを修正する便利な機能が多数備わっています。
使いこなしてモデリングの負担を減らしていきましょう。


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