liquidjumper Photoshop Photoshop2022のグラデーションが自然なブレンドに改善|見たままに近い空も描ける

Photoshop2022のグラデーションが自然なブレンドに改善|見たままに近い空も描ける

Photoshop2022_gradation_topimage

AdobeMAX2021ではPhotoshopのメジャーアップデート「Photoshop 2022」が発表されました。

今回もAdobe自慢のAI「Adobe Sensei」の能力を存分に発揮した、画像編集機能が話題ですが、

目立たないけど実制作ではむしろこちらの方が大事

そんな機能改善も行われています。


「グラデーションの改善」

Photoshopのグラデーションは、使う機会が多い基本的なツールの一つですが、なかなか想像しているグラデーションにならずに不満に感じていた人も多いのではないでしょうか。

Photoshop2022のグラデーションは、新しい補間オプションにより、物理的な世界で見られる自然なブレンドのグラデーションに近いものが表現できるようになりました。


Photoshop2022に追加されたグラデーションモード

Photoshop2022のグラデーションには3つのタイプが用意され、

グラデーションツールのオプションバー右側にある「方法」からブレンドのモードが選べます。

モードは、今回実装された「知覚的」、Illustratorなど多くのアプリケーション使われる「リニア」、そして従来の「クラシック」があり、目的や用途によって選ぶことができます。

Photoshop2022に追加されたグラデーションモード

「クラシック」モード

「クラシックモード」は、Photoshopがこれまでに行ってきたグラデーションの表示方法です。

クラシックモード

「知覚的」モード

Photoshop2022の新しい補完オプション「知覚的モード」は、人間が物理的な世界で知覚する方法に最も近い形のグラデーション表示方法です。

このモードは、デスクトップ版とiPadのPhotoshopでデフォルトに設定されてます。

知覚的モード

「リニア」モード

「リニアモード」は、Illustratorをはじめとする他のアプリケーションでよく使用される方法で、自然光の見え方に近いグラデーションです。

最もコントロールしやすく使いやすいモードだと思いますが、何故いままでPhotoshopに無かったのか不思議なくらい。

リニアモード


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まとめ:地味だけど使う機会が多いグラデーションだからこそ嬉しいアップデート

Photoshop2022で改善されたグラデーションツールを紹介しました。

Photoshop2022では、マジックの様に画像を変化させるニューラルフィルターなど、派手な新機能に目が行きがちですが、実際の制作環境では地味だけどこの様なアップデートの方が大事だったりしますよね。

これで理想のグラデーションにならず、妥協してしまう事もなくなるかもしれません。







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