MAYA 日本列島の画像に沿ってオブジェクトを並べる[MASH toolkits]

maya_mashtoolkits_image_topimage

MAYAにはモーショングラフィックスの作成支援ツールキット

MASH 

が備わっています。

このMASHツールキットには、

「物体が一瞬にして砂状になり風に飛ばされる」
「小さなオブジェクトが集まって企業のマークが出来上がる」

など、CMや映画などで見られるような不思議な表現を作成するのに便利な機能が揃っています。


もちろんこのMASHツールキットはモーショングラフィックス作成を目的としたツールキットではあるのですが、モーショングラフィックス作成の時にだけ使うのはモッタイナイと思えるほどモデリング時にも活用できる機能が豊富に揃っています。


そこでこの記事では、MAYAのモーショングラフィックスの作成支援ツールキット「MASH」をモデリング作成に活用する例を紹介したいと思います。

今回の活用例は

「画像に沿ってオブジェクトを並べる」

画像を元してオブジェクトを並べる事によって、例えば日本列島をキューブの集まりで表現する事等が出来てしまいます。


参考にする画像を用意

参照画像として日本列島の白黒画像を用意しました。
※日本列島の画像は国土地理院のHPからダウンロードできるPDFデータを元に作りました。
国土地理院HP

nippon_map_image


この画像の白い範囲にオブジェクトを並べて、日本列島を形成したいと思います。

MASHでオブジェクトを並べる

ポリキューブを生成しました。

キューブを生成

メニューの表示モードを「Animation」にします。

メニューの表示モードを「Animation」

ポリキューブを選択した状態で
メニュー MASH > Create MASH Network を選択

Create MASH Network を選択


MASH1が生成されました。任意に名前を変更してください。

MASH が生成されました



Distribution Type のプルダウンから「Grid」を選択

grid選択


キューブをグリッド状に並べる個数と距離を変更します。
Distance X :50 , Distance Z :50 , Grid X :100 , Grid Z :100 に値を変更しました。

グリッドの値を変更


キューブがグリッド状に並びました。

グリッド状に並びました

MASHに参考画像をインプットする

MASHのAttribute Editor の Add Node から

Visibility を選択します。

Visibility をクリックして表示されるAdd VisibilityNode を選択

Visibility をクリック


-Checker画像で確認

追加したノード Visibilityの項目 Strength Map で参照する画像を選びます。
Checkerマークをクリック

Strength Map で参照する画像を選びます


Checkerを選択

Checkerを選択


Checker状にキューブが並びました。

Checker状にキューブが並びました


-画像テクスチャーをインプット

今度は日本列島の画像を選びます。

Checker画像の時と同じくStrength Map で参照する画像を選びます。

Strength Map で参照する画像を選びます


Fileから日本列島の画像ファイルを選択します。

Fileを選択


日本列島の画像を元にしてキューブを並べる事ができました。

日本列島状に並びました

まとめ:MASHをモデリングに活用

MAYAのモーショングラフィックス作成のツールキット「MASH」をモデリングに活用する方法を紹介しました。

今回はモデリングの活用例として

「画像に沿ってオブジェクトを並べる方法」を使って、日本列島をキューブ郡で表現してみました。

適切な画像を用意すれば簡単にオブジェクトを並べた任意の形を作る事ができるので、応用も含めて様々な場面で使えそうです。
※画像をオブジェクトの配置情報として使えたりするかな?

モデリングを中心に作業しているアーティストはMAYAのメニュー表示モードが「Modeling」だとメニューにMASHが無いので存在に気づいてない人もいるかも知れませんが、「MASHツールキット」をモデリングに活用する事をおすすめします。


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